About Toronto
世界各地からの移民によって形成された街。治安・文化・物価、全てにおいて暮らしやすく、海外生活を楽しむ最高のロケーションです。
カナダ第一の都市、トロントでは、人口の半分以上が移民といわれています。その出身地域は、ヨーロッパ、中南米、アジアなど、街に出ると本当に多種多様な人々に出会います。様々な国から移民してきているため、英語が話せない人もたくさんいます。人々は、それに慣れているので多少英語が話せなくても、コミュニケーションを取ろうと努力してくれます。
トロントはフォーチュン誌で、「暮らしやすさNo.1」にランクされたことのある治安の良い街です。「移民の街」とも呼ばれ、様々な人種の人たちが暮らしています。そのため、ここで働く美容師はヘアカラー・メイク・ネイルなど、どれぞれのニーズに関しての知識と経験が必要になり、また各国の文化と流行についても常に学ぶ必要があります。NYについで、ミュージカルが盛んな街でもあり、ヘアスタイリストとしては、将来マスコミ分野での活躍も夢ではないでしょう。海外でチャレンジするのにふさわしい場所といえます。
トロント基本情報
人口 | GTA(The Greater Toronto Area)で約500万人。カナダ最大の都市。 |
気候 | 日本と同様四季があり、夏は30度を超える事もあるが、湿度が低いため汗はあまりかかない。10月後半から気温が急激に下がり、11月には冬物コートが必要。 |
時差 | 日本よりマイナス14時間。サマータイム中はマイナス13時間。 |
通貨 | カナダドル($と表記)。補助通貨はセント(¢と表記)。 紙幣は、$100(茶)・$50(赤)・$20(緑)・$10(紫)・$5(青)の5種類。色が違うので見分けやすい。 コインは、$2(トゥーニー)・$1(ルーニー)・¢25(クォーター)・¢10(ダイム)・¢5(ニッケル)・¢1(ペニー)の6種類。 |
税金 | トロントのあるオンタリオ州はHST13%。(2016年1月現在) |
時差 | 日本よりマイナス14時間。サマータイム中はマイナス13時間。 |
チップ | レストラン(ファーストフード除く)やタクシー・ホテルを利用した場合は、10〜15%のチップを渡すのが一般的。美容業もチップが貰える仕事。 |
電圧とプラグ | 電圧は110V。周波数は60Hz。プラグ形状も日本の物とほぼ同じため、そのまま使えることが多い。 |
言語 | カナダの公用語は英語とフランス語と定められているが、基本的には英語。多民族国家のため、それぞれの母国語が聞こえてくることも多々ある。 |
トロント現地お役立ちサイト
トロント生活情報
住まい | 一般的にシェアハウスが主流。部屋の広さや便の良さに寄って異なるが、月$500〜$600程度。家賃に光熱費・インターネット代が含まれているが、物件に寄っては家賃と別の場合もある。主にクラシファイドClassifiedsサイトや情報誌などで見つける。参考ウェブサイト(emaple / bits) |
食文化 | 移民の都市のため、世界各国の料理が楽しめる。カナダ料理として有名な物は少ないが、ファーストフード店も充実している。マクドナルドのセット税込みが$7〜$10程度。 |
ショッピング | 巨大ショッピングモールもあり、その中には日本でも人気の高い、安価な海外ブランド店が入っている。モール内には、カナダ発祥のブランドもある。 |
物価 | コーラ1本$1程度。食料品は日本より安い物が多い。白米は安い物で8kg約$15。 |
交通 | トロント市内はTTC (Toronto Transit Commission)という、地下鉄・バス・ストリートカーがあり、区間制限なく一回の乗車が$3.25。トークンという回数券の役割をするコインは、3枚$8.70、7枚$18.20。1ヶ月間有効なメトロパスは$141.50。$10以上の支払いでは、デビットカード・クレジットカード(Visa, Mastercard, or American Express)で購入可能。(2016年8月現在) |
飲酒・喫煙 | 日本とは大きく異なり、公園・路上での飲酒は禁止。購入できる場所も限られたリカーショップのみ。レストランやバーなどでも午前2時以降は提供できない。禁煙に関しては、公共の建物の出入り口から9メートル以内での喫煙は法律違反になります。必ずサイン等を確認してから喫煙しましょう。(2016年8月現在) |
About Tourism
レジャー・観光情報
ニューヨークまで1時間・旅行に最高のロケーション
トロントからは、 ナイアガラの滝や州都であるオタワ、フランス語圏のケベック、「赤毛のアン」で有名なプリンスエドワード島など、カナダ東部の旅行へ気軽に出かけられます。更に、ニューヨークをはじめシカゴ・デトロイトなど、アメリカへの旅行も便利な場所です。また、カリブ海やメキシコ、そしてヨーロッパ諸国の旅行も、日本と比べてると格安で訪れることが出来るので、多くの留学生は日本帰国の前に旅行して帰るという話をよく聞きます。
プチセレブ気分!?世界に誇るナイアガラでワイナリー体験!
ナイアガラのワインというと、アイスワインが有名です。アイスワインとは、秋に収穫する完熟したブドウを冬まで実を付けさせておき、樹上で氷結したところを収穫し、糖分と酸味分が凝縮された希少なエキスを醸造した、甘く濃厚なデザートワインです。その工程は手作業で行なうため、自然災害、鳥や害虫の被害を受けやすく、とても希少で高級なワインです。生産法は法的に厳しく定められており、人工凍結したものは「アイスワイン」と名乗ることができないそうです。世界遺産のナイアガラを訪れる際は、ぜひワイナリーにも足を運んでみてください。
プロのスポーツ観戦の穴場トロントで本場の熱気を体験!
アメリカのプロスポーツリーグとリンクするカナダは、大リーグ野球をはじめ、NBA、アイスホッケー、カナディアンフットボールなど、華やかなプロスポーツを気軽に楽しめます。夏の間は、大リーグ野球が楽しめ、日本人選手の所属するチームとの対戦試合には、多くの日本人観光客や留学生が観戦に訪れます。冬になるとトロントニアンに最も人気のあるアイスホッケーが盛り上がり、チケットの入手が困難になるほど。ぜひ本場の熱気を是非体験してください。
最高の雪質でカナダのゲレンデを満喫!大自然にも近いトロント
カナダでスキーリゾートとして有名なウィスラーやバンフといった大きなゲレンデに限らず、地元のスキーヤーで賑わうスキー場でさえ、日本国内では味わえない雄大な景色と雪質で世界中のスキーヤーを魅了しつづけています。トロントから車で北西へ約2時間のところに位置するブルーマウンテンは、オンタリオ州最大のスキーリゾートです。スキーはもちろん、クロスカントリースキーや湖でのアイス・フィッシング、スケート、犬ゾリやスノーモービルなど、家族連れでも楽しめるアクティビティも充実しています。気軽に本場のウインタースポーツを楽しめます。
About Culture
トロントカルチャー情報
演劇・音楽・映画・アート、すべてが刺激的な多文化都市
夏の間は、ダウンタウンで毎週末パレードやお祭りがあり、代表的なものをいえば、ゲイ都市といわれる由縁の同性愛者が主役の「プライドパレード」、カリブ諸国からの移民によって開催される「カリバナ」など。エンターテイメントの筆頭にあがるのがミュージカルで、NYに次ぐシアターシティです。歴史的な劇場が数多くあり、多くのヒット作に恵まれています。
映画産業も活発で、ハリウッド映画をはじめ、テレビドラマやドキュメンタリー、ビデオなど年間5000本以上のロケ撮影が街のあちらこちらで行われています。秋に開催されるトロント国際映画祭が近づくとハリウッドスターお目当てに、有名レストランで待ち伏せするファンの姿を目にします。カナダ出身のアヴリル・ラヴィーン、セリーヌ・ディオン、アラニス・モリセット、ジャスティン・ビーバーなどの世界的有名なシンガーを輩出している音楽産業も注目です。
80以上もあるといわれるエスニックタウン
人種のモザイク都市といわれるトロントでは、移民してきた人々が集まってひとつのコミュニティを形成しています。一駅違うだけで、行き交う人々、言語、服装がガラっと変わり、まるで別の国に来たかのような雰囲気を味わえます。
市内に点在する主なコミュニティは、イタリアンレストランが立ち並ぶ「リトルイタリー」、広東料理から四川料理まで、幅広い中華が堪能できる「チャイナタウン」、インドの香り漂う「リトルインディア」、その他には、韓国人コミュニティで形成された「コリアンタウン」や夏ダンフォースフェスティバルで盛り上がる「グリークタウン」など数えきれないコミュニティが点在しています。
最近では日系企業や飲食業の進出により、日本食やファッションリテールをトロントダウンタウンでも多く見かけるようになってきました。2016年には、カナダ最大の日本の祭りJapan Festival Mississaugaが、トロントの隣の市であるミシサガ市で盛大に開催され多くの来場客でにぎわいました。
多種多様な食文化
カナダは、豊かな自然と気候に恵まれ、農業や漁業、畜産などすべての面で、世界トップレベルの国内生産量を誇ります。世界屈指の食料輸出国であるとともに、世界の食文化輸入国としてこれほどバラエティに富んだ食文化を形成している国は、他にないでしょう。欧州諸国の料理をはじめ、南米料理、中華料理、インド料理、韓国料理そしてもちろん日本料理など、世界各国の料理を味わうことができます。
日本食が食べれないと心配している方、どうぞ安心してください。近頃は日本人が経営する本格的な日本食レストランから現地風にアレンジされたリースナブルな寿司レストランなど多く見かけることができます。アジア系のスーパーマーケットでは、日本食材も比較的簡単に手に入ります。